抗精神病薬はこんなんばっかっていうのは解るけどでも3回も書くなよ。
※誤記じゃないっぽい
抗精神病薬はこんなんばっかっていうのは解るけどでも3回も書くなよ。
体が30代に適応してきつつある (12/20)
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんし、気づいてない方はちょっと奥飛騨あたりで修行し直してきてほしいのですが、リンクページを改装しました。
実家に帰ってきてからこっち、前のリンクページを超放置せざるを得なくなってしまったため、忌むべきこの広告は45日以上更新がないサイトに表示されております的なアレがスペースにのさばり大変見づらくなっているのみならず、移転済みのサイトに対応できなくなっているなどという失礼二重の極み状態にいい加減耐えられなくなったので、とりあえずの処置として文章リンクを羅列しただけのリンクページを作って暫定的に対処しておこうかと。
個人的にはリンクには力を入れたい勢なので正直物足りないのですが、まぁ失礼ぶっこいてる現状よりはマシだろうという事でどうか一つよろしくお願いします。業務報告まで。
自転車を取ってきた1 ~無理ゲーの予感~
自転車を取ってきた2 ~あの日の忘れ物を探しに~
自転車を取ってきた3 ~「りんこう」ってなんか響きがいやらしいよね~
自転車を取ってきた4 ~ステマ~
自転車を取ってきた5 ~死闘の果てに~
上記記事の続きです!
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自転車を取ってきた6 ~死闘の果てに~
言うて15キロって言ったら5キロの米袋3つ分じゃないですか。無理だろ。
という訳で自転車の梱包が無事終了し、いよいよ運ぶ段と相成った訳ですが、まず駅改札までの400mが鬼門過ぎる。これつらい。もうつらい。
自転車屋はド駅前にあるというのに、改札までに4回ほど休憩を挟まないと死ぬ。主に僧帽筋と肩甲挙筋が。ていうかなんでこの駅、橋上駅舎なのに階段なんだよ!上り下りで足が!腕がッ!!(八つ当たり)
ようやく改札に到着し、駅係員のいる改札へと向かいます。
普通の自動改札は幅がキツキツだったので通れなさそうだったんで。
キツキツってそういう意味じゃないから。違うから。
「すいません、これ自転車なんですけど乗れますよね?」
「ああ、袋だし良いんじゃないですかね(一瞥)」
小田急ユル過ぎませんか。
いやまぁ別にいいけど。
むしろそのユルさが心地いい。逆に翻弄してしまった感じに。
急行電車の先頭車両の端っこに陣取れば、後は車体のバランスをとりつつ立ってるだけ。
いやぁ楽々すなぁ。ここまで歩いて持ってくるまでがキツかったですけど、一旦電車に乗ってしまえばまるで手のひらの上で踊る幼女ようじゃありませんか。
まぁちなみに目的地までには乗換えを二回しなくてはならず、それすなわち階段の上り下りがまた待っているという事に他ならないんですけど、それを現段階で考えるとなんか色々折れそうだったので、ここでは気付かないフリをしときます。
でかい荷物を持っている事を察してくれたのか、乗客の方々は自然にスペースを作ってくださいました。
座席にポツポツ空きが見られる中でビニールに覆われたデカイ何かを持った男が立ち尽くしている、という状況がそうさせたのかもしれませんが、なんにせよ助かることに間違いはないので、ありがたく自転車を置かせてもらいました。
えーと、降りる乗換駅まではあと40分くらいか。
乗り換え、あっ(気付いた
その後の乗り換え駅での悪戦苦闘については、ただ単に翌日以降の筋肉痛の誘発要因を列挙するだけなので省略させていただきますが、その、あれだ、右手の爪にヒビが入ったという事だけお伝えさせていただきます。
きちんとしたバックを使わずに自転車のフレームを直持ちしてたため、挟まれて爪がアカン事になってしもたんやなwwww悲劇やなwwwwww
……痛い。北千住の乗り換え階段とか滅べばいい。
数時間後。
ようやく、ようやく最寄り駅までたどり着くことができました。
長かった。ああ長かった。
もう周りは真っ暗です。田舎の夜は早い。
人がいなくなるのを待ってからエスカレーターを乗り、改札の駅員さんの白い目(被害妄想)を振り切り、迎えの車に乗って我が家に自転車を運びます。
良かったな相棒。もうすぐ落ち着けるぞ。
そして、ゴール。
この時点で、朝に家を出てから8時間が経過していました。
疲労と痛みで、感動もなにもあったもんじゃありません。
あったのは、ただひたすらに意地を張り通した達成感。
お疲れ相棒。今はゆっくり休めよ。
まだ無理だけど、いずれは自転車屋に持っていって修理してやるから。
そしたらまた、今度は茨城という新天地で一緒に駆け回ろう。
それまで、しばしお休み……
で、あれから二週間。
まだそのまま放置してる訳ですが。
いや、だってさ、平日は仕事あるしさ。
休日は休日でやる事あって自転車屋に行けnはい言い訳です。
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はい、という事で、長いこと連載してきた「自転車を取りに行ってきた」はここで終了です!
皆様ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。愛してるぜ。
なんというか、投げっぱなしすぎるオチで申し訳ない。
色々自分が大変だったことばかり書いてましたが、このミッションが成功したのも、全てご協力いただいた方々のおかげだと思っております。
この場で御礼申し上げます。見てる当事者の方がいらっしゃるかは分かりませんが。
とりあえず、修理が終わったらその時にまたひっそりとご報告させていただきますね。
この自転車に関わった、全ての人たち(泥棒除く)に、ありがとう。そしてありがとう。
自転車を取ってきた
~了~
明日から、通常更新に戻ります。
神奈川から茨城まで対象を運び入れるために、当初は2つの方法を考えていました。
①運送会社に頼む
某運送会社に電話してみたところ、該当区間だと13,000円かかると言われました。
い、いちまんさんぜんえんってそれ新しく買ったほうが安いのでは。ていうかこの自転車買ったとき8000円だったんですけど。
サイクリングヤマト便なるものもあるようで、こちらは正規料金の30%ほどで済むそうなんですが、こちらは日本サイクリング協会の会員にしか使えません。だめじゃん(・´ω`・)
②直して茨城まで走る
概算距離で80キロあるって言ってんだろ。
正直キツ過ぎる。100kmウォークよりはマシだろとか言う人はガム踏めばいいと思う。
さらに言うと、実際にどの程度走れるのか確認できていない段階で、直す前提で動くのは正直バクチです。
う、うーん。
正直、1万3千円を支払うのは高すぎると言わざるを得ない。
さらに、①で自転車を分解せずに運んでもらおうとした場合、引越しと同じ扱いになるらしく、さらに高いお値段が予想されます。
ということは、自力で分解し、梱包しなくてはいけません。
拠点となる家があるわけではないこの場所で、きちんと梱包するのは至難の業です。
しかし、②の方法も問題は山積。
一応大学生活中に世話になった自転車屋があったので、そちらに頼もうと思えば頼めるのですが、このオンボロを、80キロ走れるようにレストアしてくれだなんて、一体いくらかかることやら。
車体の状態としては押して転がすことがかろうじて出来るレベル、を保っているのが奇跡、という段階なので、正直いくつかの部品を流用して新しい自転車組みなおしたほうが幾分建設的という感じです。
どうする、問題はあるが、やはり帰るとなると②の方法しかないか。
いやしかし、うーむ……
と、ミレニアム懸賞並みに答えの出ない難問に悩んでいた中、そういえば会社で暇つぶしにwikipedia見てた時、そういやあんな方法見たことあったっけ!と閃きが舞い降りました。矢木さん的に言えば電流が走った。
③輪行
輪行(りんこう)とは、自転車の乗員が自転車を公共交通機関を使用して運ぶこと。
分解し、専用の輪行袋に収納して持ち込む。輪行袋は数千円~1万円程度で、競技用自転車専門店などで購入可能。
(以上wikipediaより抜粋)
今回採用したのはこちらの方法。走れないんだったら電車で運べば良いじゃない。
分解して梱包する必要があるとはいえ、最悪車輪さえはずせればバッグに詰め込めるっぽいので、それくらいなら自転車屋にレンチとか借りれば自分でも出来ます。
バッグも一回のみ使用にしては痛い出費ですが、それでも運送会社に運んでもらう遥かに割安。
これだ。この方法しかない。
というわけで、新宿にある、とある自転車ショップに向かったのでした。
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つづきます。
書いても書いても終わらないんですけどそれは大丈夫なんですかね。
かつて大学時代を過ごした場所。駅前の様相はだいぶ様変わりしたけれど、
それでもよく通ったあのお店や歩道橋、道の感じなんかもあの日のままです。懐かしい。
……しかし約束の時間が迫っていたので感傷に浸っている余裕はあまり無く、
最後はガンダッシュで警察署へ。
応対していただいた警察官の方に自転車が見つかったときの状況などをそれとなく聞いてみたのですが、
なんだかはっきりしない、なんとも口を濁す感じで要領を得ない答え。
………答えられない、ってことですかね。わかります。
手続き書類に記入をしている間、警察官の方に自転車を玄関まで運んでもらいます。
ちなみに、現住所の欄を書くときに「神奈川県から書いてください」って言われました。
まぁそうだよね。普通茨城って思わないよね。
そして、いよいよ車体との対面。
ああ、
だめだ。
廃車になんてできない。
なんていうんですかね、ボロボロなのはボロボロなんですけど、特徴的な太いタイヤとか、青いフレームとか、健在な部分を見てしまうと、こいつとともに駆け抜けた青春の思い出がフラッシュバックしてしまい。
こういうセンチっぽいのは柄じゃないんですけど、不覚にもジーンときてしまいました。
そういえば、神奈川から茨城に引越しをしたあの日、あわただしく準備をする中で何か忘れているような気がしてたんです。
しかし、結局その予感の正体がわからないまま、茨城に戻ってきてしまった。
もしかしたら、これも運命なのかもしれません。
……よし、こいつ、もって帰ろう。
あの日神奈川に置き忘れてきたものを、持ち帰る時が来たんです。