「テキストサイトの管理人」になりたかった。


私がブログを書き始めた理由というのは上記の通りなんですが、この目標は達成できたのかな、とふと今になって思います。


数々の老舗テキストサイトの過去ログを読みふけり、笑い、憧れて。
ようやく自らでサイトを運営できる環境が整ったのが、2007年の大学進学後。

その後、しゃにむに更新を重ね、上へ上へと手を伸ばし続けた青春でしたが、時はすでにテキストサイトどころかブログの繁栄も終わりを迎えていた時期。
mixiの台頭やニコ動が胎動を始める中、僕の行動は全てが遅すぎた。



もちろん、ブログを通じて色々な楽しいこともありました。アホなことばかりやってる楽しい面々とも知り合うことができ、付き合いが5年以上になる人もたくさんいます。

ですが、ブログを立ち上げた当初の憧れ、なんならブログを立ち上げる前に天体観測をしていた頃の星たちに近付けたのかというと、大気圏脱出すら満足にできていないという感覚があります。
これは単に憧れているから近付けたように思えない、とかそういう理由で打ちひしがれているわけではなく、ただ単に、世代が違いすぎたという話です。

例えば、うちのブログの読者がろじっくぱらだいすやオモコロに吸われているかと言えば、絶対にそんなことはないです。断言できる。
規模もそうですが、それ以上に深い溝がある。
うちとろじぱら両方知ってる読者は大部分が両方見てると思います。そういうことです。


もし私が2000年以前のインターネットでサイトをやっていたら、どうなっていたか?
人気大手サイトになれる自信があるだなんて口が裂けても言えませんが。
せめて、せめて混ざりたかったな、って。


まぁぶっちゃけこうして自分の文章を更新出来てるだけで結構幸せではあるんですけどね。比較して考えてみたらちょっとっていうね。