バイト先のおばちゃん
「神原くんって友達いないの?」




やっとの休憩時間の第一声がそれですか?

いや待て、落ち着け自分。れれれ冷静になれ。
幸い、このおばちゃんとは割と弾んだ会話を交わす程度には良い印象をあたえているはず!
よし、ここはひとつ持ち前の爽やかスマイルでお茶を濁しt


神原
「ええ、いつも週末は引きこもりです(ニコッ)」


∑( ̄□ ̄;)
おおおーい!あかんがな!
なんで自爆してんだマイマウース!すっごい滑るよ!(口が)

あああもうどうしよう!なんて言い訳をしたら良いんだ!



・・・・・・いや、待てよ?
墓穴を掘ってしまった以上、ここは『見(ケン)』にまわるべきではないのか?
相手の反応をうかがい、状況に合わせた返しでなんとか被害を最小限にとどめておけb


おばちゃん
「あはは、やっぱり?なんとなくそんな気がしたのよね!」











神原
「あ、そう・・・です・・・か・・・・・・(乾いた笑みで)」